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愛知県立岡崎工科高等学校の生徒の皆さんと協働で
愛知県建設業協会の会員が防災活動の一環として
「土のうつくり授業」を行いました

(一社)愛知県建設業協会

 「建設業だからできること」を合言葉に平成24年度から実施している愛知県建設業協会の土のうつくり体験を令和7年10月7日(火)午後1時20分から愛知県立岡崎工科高等学校(岡崎市)のグラウンドで同校の課外実習(防災)として開催しました。
 
 授業当日は、前日の雨によるグラウンドへの影響もなく曇天の下、同校の都市工学科1年生から3年生の生徒及び部活動の生徒で参加を希望する生徒たち、約250人が元気よく参加し、当協会災害対策委員会と協働で実施することができました。
 授業は、最初に、災害への関心を持ってもらうため、体育館で「災害に備える」と題して、愛知県建設局土木部建設企画課職員による出前講座が開かれました。また、災害時における地域建設業の活動を理解していただくため、漫画動画「建設業の災害対応漫画動画」(全国建設業協会制作)について、YouTubeで観賞してもらうよう生徒たちにPRしました。
 この後、生徒たちはグランドに移動し、土のうつくりを体験しました。ほとんどの生徒が初めてという土のうつくり作業でしたが、協会災害対策委員から土のうのつくり方の説明を受けた後、生徒の皆さんによる土のうつくりが始まりました。
 最初は、土のう袋へスコップで砂を入れたり、土のう袋のひもを結んだり、作成した土のうをリヤカーや簡易担架で運ぶのが、なかなか思うように進まなかったのですが、次第に夢中になり、楽しみながら作業を行い、協会災害対策委員の指導の下、約500袋の土のうを製作しました。
 生徒たちは、協会から配られた軍手とブルーのタオルを手にして、作った土のうを委員の指導を受けながら整然と保管場所に積み上げることができました。
 土のうは、非常時の備蓄資材として、校内や近隣の住民の方の災害時にも使用してもらえるよう保管されます。
 また、当日、製作、運搬に使用したスコップやリヤカー等の道具等は、当協会から災害用に学校へ寄贈いたしました。

・土のうつくり資機材の提供 協力会員  朝日工業(株)(岡崎市)
・当日、参加した愛知県建設業協会災害対策委員会の会員12社
 徳倉建設梶A葛゚藤組、鈴中工業梶A小原建設梶A渇チ藤建設、中部土木梶A
 鞄東建設、潟qメノ、藤城建設梶A名工建設梶A矢作建設工業梶A且R田組

土のうつくり授業の模様

中村教頭先生の挨拶

愛知県建設業協会三宅専務理事の挨拶

愛知県建設企画課大島課長補佐による出前講座

担当委員による説明

委員による実演

土のうつくり

バケツを使って土のうつくり

土のう袋のひもの結び方を教わりました

リヤカーで土のうを運びました

二輪車で土のうを運びました

自作の簡易担架で土のうを運びました

積み上がっていく土のう

授業後の講評 有村委員長

生徒代表による謝辞

参加生徒全員からお礼

積みあがった土のうを保管しました