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平成23年度 高校生対象建設現場見学会感想文
H23.07.06 半田工業高校(2号車)

「現場見学」について
1年5組 柴田 剛生
 今日、最初に行った愛西市学校給食センターの建設工事では、沢山の事を学びました。丁度、自分たちが行った時には工事をやっている人達は休憩中で、仕事をしている所は見れなかったんですが、その現場を見ているだけで、難しさなどが伝わってきました。まだまだ自分達には分からない事ばかりでしたが、建設業者の方が分かりやすく教えてくれたのでとても感謝しています。その説明された中でも興味を持ったのはPFI事業です。そのPFI事業というのは「公共施設等の建設維持管理、運営等を民間の資金、経営能力および技術的能力を活用して行う新しい手法で、事業コストの削減やより質の高い公共サービスの提供が期待される。」と説明されました。他にも色んな事を学んだので、忘れずにこれからの自分に活かしていきたいです。今回のこの現場見学は、自分にとってとてもいい経験になりました。
 今日、次に行ったのは日光川水門の改築工事現場です。水門に行った事はありますが、あんなに大きな水門へ行ったのは初めてで、とても感動しました。ここでも沢山の事を学びました。自分の中で、強く印象に残っているのは、自分たちが実際に見た浚渫土揚土の現場です。土砂運搬船で運搬された浚渫土をクレーンで陸へ荷揚げしている作業です。あの作業は自分の中でとても迫力があり印象に残っています。あんな大変な作業を業者の方達はすらすらと簡単に行っていたので、さすがだなと思いました。今、自分は2年生になったら建築科へ行こうと思っているので、最初は自分には関係ないだろうなと思っていましたが、実際に行ってみたら自分のためになる事ばかりで驚きました。ここで学んだ事も忘れずに、これからの自分に活かしていきたいです。将来、自分もああいう仕事に就くかもしれないので、しっかりとこれから勉強していきたいです。今回の見学は、自分にとってとてもいい経験になりました。ありがとうございました。

「現場見学」について
1年5組 小川 駿輔
 愛西市学校給食センター整備・運営事業建設工事で僕は、色々な建築について学びました。まず自分が最初に驚いたのは給食センターなのにドライ方式という点です。最新のオール電化を採用し、調理時の水や掃除の時以外に水を使用しないということで、これによって衛生面や環境に優しい省エネで「安全で衛生的な環境に優しい給食センター」というテーマを作っていました。僕達が見に行ったときの作業では壁周りや吹き抜け、地下の配水管や電気に関する工事をしていました。吹き抜けの工事では、まだ足場しか建っていなかったけど、その足場について「一番大変なのは足場なんだけど、これは比較的簡単につくれるものなんだよ。でももし、登るときには安全帯を足場にくくりつけて進むから丈夫にしっかりと建てないと危ないんだ」と教えてくれました。とても高い足場だったので、鳶の人達の仕事の凄さが少し分かりました。更に吹き抜けにはまだ天井が無かったので、もし作業中に空から物が降ってくると危ないからと、屋根の代わりに青い大きなネットを付けていました。配水管や電気については、地下で作業をしていてあまり分からなかったのですが、狭い中で長い何本ものパイプをつないでいたそうです。中はどんどん酸素が薄くなっていくので、地下へ地上から酸素を送っていました。建物を一通り見学して僕が一つ気になって質問したことがあります。それは1階の天井にやたらついていたカラフルなでっぱりです。そこには、赤、黄、オレンジ、青、緑の5色があって、そこには電気が通るらしいのですが何故、色が分かれているかというと、この色は照明、この色は空調、この色は換気と色によって役割を決めているためだそうです。空調屋さんの人が照明のところにつけたりすると後々大変だからだそうです。また、でっぱりが長いのはこの後に発泡スチロールのようになる気体を吹き付けるスプレーをするからだそうです。吹き付けても埋まらないように少し長くプラスチックの出っ張りを付けているそうです。この給食センターの敷地は周りの土地と比べると少し高めに造ってあるそうです。その理由は津波がきてもこの建物が浸水しないようにしているからだそうです。外見に比べると中はまだまだむき出しの状態でしたが、早く工事が終わって内装を綺麗にした給食センターも見てみたいと思いました。自分もいつかこの建物を設計した方のように立派な人になって子ども達の目標になれるようになりたいと思いました。また、少しでも地域の役に立てるようにしていきたいと思いました。

「現場見学」について
1年5組 辻 昭仁
 愛西市学校給食センター整備・運営事業建設工事では四つの事を学びました。一つはPFI事業です。二つ目はユニバーサルです。僕は以前からユニバーサルデザインに興味を持っていたので、とても興味深かったです。三つ目は地域の人達が見学できるように2階の内側の壁が窓になっていることです。四つ目は仕事の内容です。僕は建設業の仕事を改めて見学して、その大変さに気づくことができました。まずは暑さの中の仕事で熱中症などの対策を取らなければならないことや、多くの人々にどのような施設が喜ばれるのか考えることです。僕はこの二つはとても大切で大事なことだと思いました。サービスを受ける時は思う存分に受けられるけど、サービスを受けられるのは建設業の方達のおかげだと思いました。将来、自分も建設業の仕事に就いたら多くの人に喜んでもらえるようなサービス施設やユニバーサルデザインも取り入れられている施設を造れたら良いなと思いました。次に見学した日光川水門改築工事の見学では二つ学ぶことができたと思いました。一つ目は日光川水閘門の役割です。自然災害の時に津波などで、町に水が来ないように受け止め、人々を助けることができるのでとても必要な物だと学ぶことができました。
 二つ目は地盤改良工事の作業手順です。地盤改良の船が作業できるように海底の土砂クラブ船で掘り下げる事前浚渫、次に浚渫土の運搬そしてその浚渫土を陸に揚げる揚土、その荷揚げした浚渫土にセメントを添加して土にする土質改良、土砂処分と幾つもの工程があり、大変な作業だと言うことが分かりました。
 僕はこの水閘門の見学で思った事は、建設業とは「人々の命を守ることにつながっている」と気づきました。建設業は誰かの為に働くことができて、人々の幸せを作ってあげられるとても良い職業だと思いました。


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