閉じる

平成23年度 高校生対象建設現場見学会感想文
H23.11.04 猿投農林高校

現場見学会について
奥村 夏海
 最初は東海建設蒲lの工事現場へ行き、感じたことはまず工事現場の面積が広くて驚いたことです。この工事現場を、少数の49名で工事を進めることはすごいことだと思いました。
 工事現場では、業者の方が機械の名前や作業の仕方など、丁寧に教えてくださり、より深く理解できました。
 次に驚いたことは、機械がとても巨大であるということです。私は工事現場で使う機械は、と考えたとき「普通のクレーンが2,3台ある程度だろう。」と思いましたが、実際現場で見る機械はとてつもなく大きく、見上げると首が痛くなるぐらいの高さがあり、驚きました。
 二つ目に驚いたことは、作業で9〜10mの二つの杭を一つに継ぎ、その中にスクリューが入り固定ピンで溶接し、つなげるという作業です。まず杭が長く太く大きく、とにかくその杭を圧力で押し込むことは膨大な圧力がいるだろうと思いました。その作業には本当に驚きました。色々な作業と生の現場で直に見てとても勉強になりました。
 昼から行った名工建設叶」戸浄化センターでは、第3系水処理施設工という工事内容を見学に行っていました。工事現場は意外と小さく見えたのですが、思いの他以外に大きくて、しかもその請負金額に約八億三千万円の費用がかかっていると聞いて想像もつかないその金額に驚きました。
 私たちが見た作業の現場では、支保工設置が終わった現場を見ました。支保工は、鉄筋が積み重なった物だと聞き、実際見てみると鉄筋は太く、地上から天変までの高さが思ったよりも高く足がすくみました。
 今回の現場見学会ではそれぞれの工事現場の方々に大変お世話になりました。また、詳しく説明もしていただき、ありがとうございました。大規模な建設工事を進めるにあたり、作業者皆様のご苦労がよく分かりました。今後も安全第一で頑張ってください。

現場見学会を終えて
宇都宮 楓
 11月4日に、現場見学会に行きました。
 最初に、名古屋の広域河川堀川改修工事を見学させていただきました。
 今まで、川の端が崩れないようにする工事を行っている事すら知らなかったので、何をどのようにしているのか全然見当がつかなかったです。見学をしてみると、「杭」というものを使って川の端を支えているんだと知りました!!
 でも、1番驚いた事は「ヘルメット」についてです。
 工事現場では必ずヘルメットを着用しなければならないのですが、そのヘルメットが普通のではなかったんです!なんと、そのヘルメットには自分の名前、会社名、血液型が記載されていたんです!もし、事故がおきてしまっても、誰かすぐにわかるし輸血をしなければならない時にもすぐ血液型がわかるから。と言っていてすごく納得したし、そういう事がキチンとしていてびっくりしました。
 次に、瀬戸の浄化センターを見学させていただきました。
 正直、バスを降りたぐらいから嫌な臭いがプーンと臭ってきました。でも、浄化センターは私達が毎日出している汚水を薬品などで浄化している施設で、もしこの浄化センターがなかったら、私達がだしている汚水がそのまま海や川へ流れ出してしまう。と考えると、この浄化センターはものすごく大切な施設だし、この施設で働いている方々にものすごく「ありがとうございます!」と伝えたい気持ちになります。
 今回の見学では、普段見られない工事現場を、ものすごくじっくり見学できて、知らなかった事をたくさん知る事が出できてよかったです。

現場見学会を終えて
宇井 喜昭
 拝啓 晩秋の候、寒くなりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。
 先日は、工事中の仕事をお忙しい中見学させていただき、本当にありがとうございます。
 僕が今回の見学を通してわかったことが2つあります。
 1つ目は、少しの操作ミスで死ぬかもしれないということです。見学していると、僕らを含め、皆ヘルメットを着用していますし、重機を操縦する人はもちろんのこと、その回りの人も慎重になって作業をやっているように感じたのでとても危ないことなんだということがわかりました。
 2つ目は、繊細な作業をするということです。護岸作業のときに鉛直になるようにとても繊細な作業をしていたのを見て、この少しのことが、後に大きな誤差になっていくということがわかりました。
 さて、話が変わりますが、僕の家にもショベルカーがあります。なので小さいときからよく父に操縦させられていました。その影響で小さい頃はそういった関係の仕事に就きたいと思っていました。しかし中学生の頃は、パソコン関係がいいなと思っていましたが今回の見学を通してまた、土木関係もいいなと改めて思いました。
 本当に良い経験をありがとうございました。
敬具


閉じる