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平成26年度 建設系高校現場見学会感想文
H26.11.10 愛知県立半田工業高等高校

引率教員の実践報告 担当教師名:柴田 智広
155号豐田南BP東新北道路建設工事
 豊田市東新において平成26年2月から行われている155号豊田南BP東新北道路建設工事現場を見学させていただきました。発注者は、国土交通省、中部地方整備局、名四国道事務所によるもので請負者は、朝日工業(株)でした。土留めに地下連続壁工(柱列式)にアンカー工を用い、カルバート工、場所打函渠工を建設する現場で、側壁の鉄筋が組まれているところを間近で見ることができました。初めて足場の上を歩いたことが印象に残った生徒が多かったようです。また、ポータブルコーン貫入試験を全員に体験させていただき、計算処理の方法や結果の活用についても詳しく説明をしていただけたので、現場管理の一例を知り、仕事の一端についてより深く感じることができました。
155号豐田北BP道路建設工事
 同じく豊田市花田町において平成25年5月から行われている155号東新北道路建設工事現場を見学をさせいただきました。発注者は、国土交通省、中部地方整備局、名四国道事務所によるもので請負者は、中部土木(株)で、豊田外環状の一部として整備を進められている豊田南バイパスに繋がる豊田北バイパスの建設現場でした。以前、中部土木(株)さんへは、本校の生徒も就職させて頂いており実際の仕事の様子や労働環境などを見させてもらうことが出来ました。こちらも場所打函渠工を3連続で建設する現場で、既設のものに繋がる36mにもなる工事でした。生徒は、規模の大きさに驚き、熱心に作業する様子を見ていました。こちらでも、シュミットハンマーによる非破壊試験を体験させていただけたため、良い経験となり印象に残る見学会でした。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田北バイパス工事」について
 現場見学は初めての中、行って楽しく学べたと思います。僕が現場を見て最初に思ったのは、すごく危険な場所だと思いました。上から物が降ってくる時もあるだろうし、高い所からも落ちてしまうかもしれません。その危険の中で仕事ができているのを見ているととても格好良く見えました。自分も将来は、皆さん方がやっているような事をしたいと思っています。そのためには勉強もしなければなりません。資格も取れるものは取っていきたいです。
 僕は大工の夢があります。今回の見学も接点はあると思うので、その経験を生かせるように頑張っていきたいです。
「豊田南バイパス工事」
 豊田南バイパス工事では、道路の一部分を造っていました。一つの所を造るのにすごく細かい作業が重なっていました。最初からやると面倒臭いと思いますが、整備もしっかりなっていてとても綺麗でした。なので、見学も楽しく見ることができました。
 実習では、新しい道具を使った事に興味を持ちました。土が硬くて下まで行けませんでしたが、教えてくれた人が優しくフォローしてくれたので何とかできました。計算は少し難しかったですが、しっかりと最後までできた事が良かった。
 僕は建築科に進みたいと思っています。今回行った所をいつかは役に立てるときが来ると思いますので頑張っていきたい。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田南バイパス工事」について
 工業高校に入って初めて本物の現場を見に行け、実際に行っている仕事の内容の一部を体験することができて良かったと思います。
 現場では、仕事をする人が造った足場を歩き、作業を近くで見ることができました。雨の次の日という事で、足下に水たまりがあるにもかかわらず、もくもくと作業をする人たちを見ていたら、やはりプロは違うんだなと感じました。
 実際にポータブルコーン貫入試験器具を使わせてもらって、地面の強度を測定させてもらいました。初めての体験だったので、中にはやり方を間違えてしまっている人もいましたが、現場の方々が優しく分かりやすく教えてくださったので、全員がよい経験になったと思います。
 忙しい中、僕たちのためにいろいろなことわ教えてくださった方々に感謝します。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田南バイパス工事」について
 今回の豊田南バイパス工事の見学をさせていただいて心に残っていることは、製作費にかかるお金や作業手順が多いことです。その他には、土木の仕事は汚れてしまったり辛いイメージがありましたが、実際に現場を見たり、話しを聞いてみると、とてもやりがいのある魅力のある仕事だと思いました。
 実際に足場を通ったときは、足場が狭かったり、普通に立って歩いていると頭をぶつけてしまったりと、上と下の両方に気をつけなければならなく、歩くだけでも大変だと感じました。
 ポータブルコーン貫入試験では、やり方を分かりやすく教えていただいて、とても面白い体験ができました。
 お忙しい中、熱心に説明をしていただいたり、ポータブルコーン貫入試験をやらせてくれて、ありがとうございました。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田南バイパス工事」について
 初めての職場見学で、自分が思っていたことより大変な仕事だということが分かりました。工事の流れを見ても24の作業をしないとボックスが完成しないと思うと、本当に大変だなと実感しました。
 最後に、南バイパス工事の現場でコーンペネトロメータによる貫入試験をしました。土の深さによって全く違う荷重がかかり、とても貴重な経験ができてよかったです。
 それから、足場を渡ったのが初めての経験だったので、頭を何度もぶつけました。本当に気をつけないと転落する危険性があるので、注意しなければならないと思いました。この工事で、2億5千万円ぐらいのお金がかかっていると聞き驚きました。僕も土木の道を進みたいと思っているので、今回の見学会はとてもよい経験になりました。ありがとうございました。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田南バイパス工事」について
 豊田南バイパス工事では、生まれて初めて工事用の足場に乗り移動しました。工事現場の人は足場の上で作業ができることがすごいと思いました。
 豊田北バイパスの建設現場では、コンクリートを固めている最中でした。豊田南で造られていたボックスカルバートは、地下に造るため、荷物を運ぶにもクレーンを使っていたので、本物の現場はスケールが違うと思いました。
 土木の現場では、その日にやる仕事によって作業人数を変えると聞いて、とても効率がよいやり方だと思いました。
 現場では危険がたくさんあって、とても危ない所です。作業員の人達は声を出し合って事故が起きないようにしていました。
 僕はこの見学会で、将来の仕事について新たに知る事ができました。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田南バイパス工事」について
 今回の現場見学をして初めて足場に登る体験をすることができました。今、学校にも足場が組んであって、登ってみたいと思っていたことが実現してとても良い経験になりました。高くて狭く、ゆらゆら揺れたりするので、かなり恐いと感じました。あの足場を何か重い物を持って通ったり、急いで通ったりする職人の人達はすごいと思いました。慣れと経験かもしれませんが、それまでが大変そうだなと感じました。
 現場は大きな穴が掘ってあって足場がありましたが、そこに道路が通るイメージが正直湧きにくかったです。
 完成してから同じ場所に来たとき、ここに来たなと思えるといいです。普通にはできない経験ができたので、良かったです。
 ポータブルコーンという試験機で土の強度を測定する経験ができて良かったです。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田北バイパス工事」について
 今日バイパス工事を見学させていただいて本当にありがとうございました。建設現場を見学するのは初めてでした。現場の人達はきびきびしていて、僕もあと2、3年後には、このような現場のところで働くかもしれないなと思ったら、少し不安になりました。でも、あと2年間を学校でしっかり勉強していれば、しっかり働ける人材になれると思うので、頑張っていきたいです。
 現場では、テストハンマーというコンクリートの強度を測定する試験を体験させていただきました。現場で使われている道具を使わせてもらうことは、とても貴重な体験だと思います。今回のような体験を大事にして、将来の就職活動の参考にしていきたいと思います。貴重な体験をさせていただきましてありがとうございました。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田北バイパス工事」について
 今回、午前中に豊田南バイパスに行き、午後に豊田北バイパスへ行きました。豊田北バイパスは豊田南バイパスと違って、工事の一部が終わっていて中に入って見ることができたので、豊田南バイパスで分かったことが、よりよく分かりました。
 このメガネ型のトンネルを造るのに、森や林だったところを平地にして掘り下げる時、斜面が崩れないようにするためにコンクリートを吹きつけたりして固めていると聞き、工事で事故が起きないようにするためだけにそんなに手間をかけていることに驚きました。その部分の強度も考えられていて、日本の技術はすごいと思いました。最後に、そのコンクリートの強度を知るために、テストハンマーによる非破壊試験をやらせてもらいました。コンクリートに損傷を与えずに強度の推定をする方法の一つで、とても勉強になりました。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
 「豊田北バイパス工事」について
 午後に豊田北バイパス工事現場を見学しに行きました。女性の人がいたので、建設業は男女関係ないんだなと思いました。現場に入り、まず驚いたのは、鉄筋組み立てがすごいと思いました。すごい量の鉄筋の棒があり、とても迫力を感じました。そして、テストハンマーによる非破壊試験というものを体験させてもらいました。破壊せずに、壁の圧縮強度を測る試験でした。力を入れないといけなかったし、90度の角度でないといけないので、難しかったです。
 今回の工事現場見学は、自分にとって、とてもすばらしい経験ができたと思います。将来きっと、今回見学に行ったような所で、同じようなことをする仕事に就くと思うので、今回体験したことを将来どのよう活かせるか、学校生活でも学んでいきたいと思います。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田北バイパス工事」について
 豊田北バイパスでは、すでに完成しているボックスカルバートの中に入るという貴重な体験ができました。ボックスカルバートの中は涼しかったです。豊田北バイパスは森の中で工事をしていました。クレーンなどを運び入れるための工事用道路が出来ていました。400mほど歩くと、完成しているボックスカルバートや、建設中のボックスカルバートがあり、近くで見ることができました。
 ボックスカルバートの中ではテストハンマーというコンクリートの強度を確かめる試験をやらせてもらいました。テストハンマーは非破壊法といいコンクリートを壊すことなく強度を確かめることができました。
 この現場では、工事で出た汚れた水を自然に流さず、人工の池に流し込むことで、自然環境を守っていました。将来、ためになる見学会でした。

現場見学の感想
建築・土木科 1年
「豊田北バイパス工事」について
 今回、豊田北バイパス工事現場を見学させていただけてとてもよい経験になりました。一番印象に残っていることは、作業手順の多さです。ボックスカルバートはすぐには造れず、ボックスカルバートを造るための掘削をしたり、工事用道路を造ったりと、とても多くの作業があることを知りました。
 もう一つ現場で作業したことがあります。テストハンマーによる強度推定調査でした。これは1人2カ所、壁の強度をとりました。この作業も現場でしかできない体験で、この調査を体験することができたことで、自分のスキルが一つ増えたので将来に役立たせたいと思いました。
 今回の見学会で学んだことを忘れずに、今後の進路選択に活かしていきたいと思います。


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