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平成27年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:松田 義治

高校名 愛知県立一宮工業高等学校 土木科 2学年 36名
授業実施日 平成27年7月10日
見学現場@ 株式会社 河村産業所
木曽川横満蔵下流川裏高潮堤防補強工事
見学現場A 徳倉・山一特定建設工事共同企業体
石橋浄水場1・2号配水池他築造工事

実践報告:
 木曽川横満蔵下流川裏高潮堤防補強工事の現場では、液状化現象について実験を通してわかりやすく説明していただき、その上で現場の作業を見せていただいたので生徒の理解が深まったと思います。また、現場監督の仕事と、作業員の仕事、職人の仕事等分けて説明していただき、生徒も熱心に聞き入っていました。
 石橋浄水場1・2号配水池他築造工事の現場では、施主である稲沢市の担当者からの説明と、請負業者である徳倉・山一特定建設工事共同企業体の方からの説明と両方聞くことができとても良かったと思います。
 生徒は、今回の現場見学で学んだことをこれからの学業や、進路選択に活かしていくと思います。
 ありがとうございました。

見学風景
見学写真

現場見学会 生徒感想

土木科 2年

 河村産業所の現場では、クラスを半分に分けて、一人一人がしっかり理解できるように細かく教えていただき、この工事で多くの人々が災害から逃れられることが出来るのだと知れたので、自分達の学科を誇りに思うことが出来ました。午後の浄水場の工事を見て思ったことは、まずこの人たちのおかげできれいでとても美味しい水を飲めているのだと知れたし、その水を浄水する施設を造る人がいるから、その仕事を行うことが出来、長い年月をかけているのだと知ったので、水は大切にしようと思いました。


土木科 2年

 今回の現場見学で、色々な事を学ぶことが出来ました。浄水場は、何か災害が起きたときにすごく役立つことがわかったし、自分にとって一番知って良かったと思えたことは、堤防造りや、その他の土木工事は、市民のためになっていると言うことです。誰かのためにしている仕事は、苦しくてもしっかりと出来ると思います。このことを胸に、自分が将来働くときは、何か人の役に立つ仕事に就けるようがんばりたいと思いました。


土木科 2年

 最初は、現場見学へ行くのが嫌だったけど、行ってみたら、自分の知らないことが沢山知れたし、現場で働いている人のことや、お金の面など様々なことが知れて凄く楽しかったです。堤防の中にそのまま砂を入れると大変だから、流動化砂にして工夫して入れることなど初めて知りました。そして、一番印象的だったのが、流動化砂にして堤防にいれ、それが水と混ざるとまたちゃんと固まることです。午後の現場では、浄水場って水を綺麗にするところだけだと思っていたんですが、今回の現場見学で水を綺麗にするだけでなく、配水管の整備などもしていると言うことを知ってびっくりしました。他にも災害時に住民が困らないように太陽光などで対応出来るようにしていることを知って凄いと思いました。みんなが困らないようにって、そこまで配慮していることなど今回現場見学に行かないと知れなかったことなので、行って良かったです。


土木科 2年

 午前の現場では、液状化現象について図や模擬実験を使って説明していただいたので、とてもわかりやすかったです。普通の土と流動化剤を混ぜた土と塑性化剤を混ぜた土を実際に触って比べてみて、変化が凄くわかりました。
 午後の現場では、構造物を支える杭を79本も打ち込むと聞いてとてもびっくりしました。杭打ち機も消耗品で溶接しながら作業しないといけないのは大変そうだと感じました。一宮工業の先輩が働いていて、自分もあと2年で社会人になるのかと思うと楽しみです。


土木科 2年

 今回初めて、堤防を造ったり、液状化対策の工事を見ましたが、初めて見る機械や道具、そして不思議な砂があって、とても楽しくためになりました。午後の現場の浄水場は、生活に必要な施設で凄く大切なものだと思いました。自分は、配布された図面を見ただけではなにがどうなっているかわからなかったですが、当たり前ですがそれをちゃんと理解して仕事をしていることが凄いと思いました。これからもがんばってほしいと思いました。


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