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平成29年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:加藤 智 , 山口貴士 , 浅田国成 , 権田健了

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築土木科 1学年 80名
授業実施日 平成29年11月10日(金)
見学現場@ ヤマダインフラテクノス株式会社
平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事
見学現場A 名工・鈴中特定建設共同企業体
尾張旭市西部浄化センター建設工事その10

実践報告:
平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事
 名古屋市南区東又兵町の塗装修繕工事を見学させて頂きました。挨拶からはじまり、工事の概要、建設業の実態などを教えて頂きました。また、塗装工で使用する機械を間近で見させて頂いたり、マスクやスーツの着用をさせて頂きました。塗膜除去の体験もさせて頂き、生徒にとって貴重な体験となり感謝しています。

尾張旭市西部浄化センター建設工事その10
 尾張旭市庄中町の浄化センター建設工事を見学させて頂きました。会議室を用意して頂き、工事の概要を説明して頂きました。1年生の生徒にとって、難しい言葉が多くありましたが、丁寧な説明と資料のおかげで少しは理解したかと思います。また、普段目にしないクレーンを目の前で動かして頂き、生徒の心に強く残ったかと思います。

 生徒への温かい対応が、現場の人は優しい人が多いという印象を与えてくれました。今回は本当にありがとうございました。

見学風景
見学写真1 見学写真2

現場見学会 生徒感想

建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 塗装修繕工事の現場を見学して、働いている人が見当たらなくて不思議に思ったけど、足場で隠れているのだと思いました。足場を見て、あの足場はどのようにして組立てたのだろうと思ったら、だんだん疑問が増えてきました。その疑問を、現場の人達が丁寧に教えてくれたので、多くのことを学ぶことができました。塗装をするときは古い塗装部分をはがしてから塗るということも知りました。
 それから、僕は昔から高速道路の橋を支える柱はどのようにして造っているのだろうと思っていました。今回、コンクリートを流し込んで造っていることを知りました。
 知りたいことを多く教えてもらったので、すごくよかったです。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 下水をきれいにする処理施設の建設手順や、下水の処理の仕方などを学びました。アニメーションの説明で、とても分かりやすかったです。
 そして現場を見に行ったときには、現場で使用している緑と白の旗は、風の強さが分かるものだと知りました。足場のネットの色の違いの意味も知ることができました。それから、現場には大きな建設機械がありました。操縦するのは難しそうだと思いました。
 多くのことを学び、とても勉強になりました。将来にいかしていきたいです。そして、とてもいい現場見学になり、いい思い出になりました。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 僕はここの現場で学んだことがたくさんあります。
 1つめは、橋は50年位経ったら修理することです。僕は、100年位壊れないものだと思っていたのでびっくりしました。落ちた橋もあると聞いたので、しっかりと修理しないといけないと思いました。少し修理するだけでも、高い費用がかかることも知りました。
 2つめは、建設副産物の量が多く発生することです。環境負荷の増大をなくすために、いろいろな工夫をしていてとてもすごいと思いました。
 大変な仕事だけど、とてもやりがいのある仕事だと思いました。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 まず、会社の説明をしてくれて、何をしている会社なのか知ることができました。その後、現場見学をしました。
 現場見学をして、現場にはいろんな種類の機械がたくさんあるのだと思いました。クレーンの機械は、70トンの物を吊るすことができると聞いてとても驚きました。すごく迫力があって格好良かったです。風をみる旗は、横になびいているとクレーンを動かすことができないと聞いたのでびっくりしました。
 画像を使って、現場の中を見させてもらいました。どのようになっているか知ることができました。
 大変な仕事だけどとてもやりがいのある仕事だと思いました。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 工事現場を見て、思っていたよりきれいに片付けてあったのでびっくりしました。
 塗装は上から塗るだけではなく、古いものをはがしてから、錆止めや日光を防ぐものを塗るということを知りました。とても工夫していて深い仕事だと思いました。
 それから塗装で出たゴミを捨てるのに、多額の費用がかかると聞きとてもびっくりしました。予算を立てることも難しそうだと思いました。
 現場は知らないことが多く、いろいろと知ることができたので、いい経験になりました。この経験をこれからの職業選びにいかしたいです。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 工事現場を見学したけれど、工事中で中まで見ることができませんでした。しかし、外側も複雑で鉄骨が組まれていたり、大きいクレーンがあったりして、とても大変な仕事だと思いました。
 建設物は建築の部分と、地下深くの土木の部分があり、見えない部分でも活躍しているのだと感じました。
 クレーンは、レバーが6個あると聞いて、操作することはとても複雑で難しそうだと思いました。操縦士は上手に操作していたので、すごいと思いました。
 普段は入れない場所に入れて、とてもいい経験になったので、この経験を、進路を考える参考にしたいです。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 高校に入学して初めての現場見学でした。
 高架橋の下はとても寒い場所でした。橋の修繕は思っていた以上に大変で、足場を見てすごいなと思いました。足場は簡単な造りではなく、頑丈な鉄骨で組んでありました。そのような場所で働く人達は、服装もしっかりしていました。粉塵マスクをして体に害がないようにしていました。それから、塗装修繕には多額の費用がかかるので、経費削減の工夫も必要だと思いました。
 建設業就業者は高齢化が進んでいて、職人の技術を継承する人が減ってきています。橋を直す人がいなくなってしまいます。現場の大変さを今回の見学で知りました。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 説明を聞いていると、知らない専門用語がたくさん出てきて難しかったです。処理施設を建設するために、土木と建築と機械と電気の担当があると知りました。土木と建築は、地下部分と地上部分に分かれていました。
 造るために生コンクリートを流し込むが、土台を造るだけでも大変だと思いました。それを埋めて、その上に処理施設を造っていることを知りました。
 クレーン車は、とても高いところまで荷物を上げていました。トラックにも小さいクレーンがついていて、外から操作していました。オペレーターとして操作するためには、資格が必要だと知りました。簡単そうに見えたけど、きっと難しいと思いました。
 現場の人達のおかげで、汚水が処理されていると思うと、かっこいい仕事だと思いました。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 今回の現場見学で学んだことは、橋は永遠に丈夫ではないということです。鉄が錆びてしまうからです。実際に海外で橋が崩れてしまったことがあると聞き、少し怖くなりました。日本の多くの橋は、あと10年程で寿命の50年になってしまうので、対策をしていかないといけないと今回の見学で分かりました。
 今、建設業界は深刻な人手不足だと聞きました。20代が少なく、高齢化が進んでいます。高齢技術者が引退してしまうと、若者に高い技術を教えることができません。
 今回の見学を通して、建設業の問題点をいろいろと知ることができたのでよかったです。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 土木と建築では、少しだけ違いがあることを学びました。今回の現場では、土木では地下を担当し、建築では地上を担当することです。土木で建設された部分は、埋まってしまい見ることができなくなってしまいます。だから、建設した人以外は地面の下がどのようになっているのかわかりません。
 それから、現場では風が強いと作業ができないことを知りました。今回の見学で、現場の人が機械を操縦しているのを見て、自分もあのように操れたらいいなと思いました。
 また、下水は家庭・工場から排出された水や雨水だと知りました。
 今回の見学で、建設業の大切さを知ることができました。高齢化が進んでいる中で、頑張らないといけないと思いました。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 僕は今回塗装修繕工事の話しを聞いて塗装のすごさと塗装の大変さを知ることが出来ました。現場では物がきれいにまとめられていて、整理整頓されている現場だと思いました。また、足場を掛けるために必要なお金が想像以上に高額だったので驚きました。
 一番印象に残った言葉は3Kでした。「きつい」「汚い」「危険」の3つの頭文字をとって3Kと呼ばれるそうですが、そうした建設現場の悪い要素をなくすために様々な努力をしているということを聞き、とても良い会社だと思いました。僕も働くならそうした改善をしている会社で働きたいです。
 僕はこれまでどのような会社で働きたいのかは考えていませんでした。そのため、これからは、それも考えていきたいです。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 浄化センターの工事を見て、建築現場は周囲の環境に対しても配慮しないといけないことを知りました。家の近所でも工事している現場があるので、そうした所でも周囲へ配慮をしていると気づかされました。
 建築工事の流れなどについても説明していただき、建築現場がどのような所なのかを知ることができました。また、基礎だけでも何千万円もの金額が必要だという説明があり、大変な仕事だとも思いました。また、工期を遅らせないようにするために細かく工事の流れを考えたり、修正したりすることが難しそうだと思いました。
 今回の浄化センターでの見学をとおして他の建築現場も見てみたいと思うようになりました。そして、自分の将来の仕事などについても考え、クレーンなどの資格を取って仕事をする準備をしていきたいです。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 僕は今回橋の塗装現場を見て感じたのは「土木の現場は想像以上に大きなスケールで仕事をしている」ということでした。現場の足場も非常に大きく、その足場を組むだけでも何千何億のお金が動くと聞き驚きました。そのため、とても責任が重い仕事だと思いました。さらに、魅力的だと思ったのが「今あるものを大切に守る」という言葉でした。
 実際の塗装作業内容を聞くと、塗装する厚さはとても薄く、細かい作業だと知りました。それを手間かけてやっているのはかっこいいと思いました。また、現場の機械の値段も高いので、どの現場でも沢山のお金で成り立っていることが分かりました。「土木は挨拶だぞ」と山田さんが言っていましたが、学校で先生が拘る理由が分かった気がします。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 僕が今回の建築の現場で初めて知ったのは、建築とは地面から上のものをつくることなのだということでした。
 現場には沢山の職人がいて次々に新しい工程をしていくことを知り、効率良くすることが大切なのだと思いました。今まで近所の現場を見たことあったけど、近くで現場を見るのは初めてだったので規模の大きさに驚きました。足場もつくらなければいけないし、クレーンも準備しなければいけないし、とてもお金がかかる仕事だと改めて知ることが出来ました。現場の人は億単位のお金がかかると話してくれていたけど、自分には想像できない話しでした。この現場見学をとおして、現場では沢山の人達が協力し合って物をつくっているということを知ることができました。将来、協力し合えることは大切なことなので、そうしたことが出来るようになりたいです。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 土木の塗装修繕工事では、普段見ることができない橋の劣化を防ぐための塗装現場を見ることができて良かったです。また、簡単に一回塗って終わりではなく、5層もの塗料を塗り重ねるということを知り、驚きました。さらに、その5層の塗装を300ミクロンという薄さで塗っていることを教えてもらい、現場の職人の技術のすごさと大変さを知ることができました。
 また、現場の環境の管理体制もしっかりしているため、働く人達の体に害が及ばないようにするために、マスクの装着方法の確認が徹底させていることを知りました。現場の人達の挨拶がとても元気だったので、やはりどこの会社でも挨拶やコミュニケーションは大切なのだなと思いました。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 今回、尾張旭市の浄化センターの現場では近い距離で現場の様子を見ることができました。今まで遠くから現場を見ることはありましたが、近くで見ることはできませんでした。今回は近くで、とても迫力のある現場の様子を見ることができて良かったです。
 また、この現場の工事は3年もの期間をつかって工事しているということだったので、その期間の長さにびっくりしました。コンクリートを流し込む作業も大変そうだと思いましたが、鉄筋の本数が想像以上に多かったので職人さんは本当にすごいなと思いました。他に、重機の操縦も見学させてもらいましたが、70tもある重たい重機のフックを正確に動かす姿をみて流石だなと思いました。大きな重機をどうやって運んでくるのか疑問でしたが、質問することができなかったので、次の現場見学ではしっかり質問したいです。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 塗装修繕工事の現場では、一度塗装をはがすために危険な成分の入った薬品を使ったり、大量のゴミや粉塵が出てしまったりする事を学びました。最初に「人と環境にやさしく」と書かれたパンフレットをみてすごく良い言葉だと思いました。また、3Kの「きつい・汚い・危険」のイメージを軽減するために、様々な工夫をしているということがとても印象に残りました。例えば、現場の外に出る時はきれいな服装に着替えたり、人体への悪影響を及ぼす可能性のある場所ではマスクを装着したり、徹底して良い職場環境をつくりだしているのはいいことだと思いました。
 現場では塗料工事以外の足場などにも多くのお金を使っているということを聞き、驚きました。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 建築の現場見学では浄水場の見学をすることができました。現場の建物の中までは入れませんでしたが、全体の形を見ることができ、職人さんの作業している姿も見られたので良かったです。浄水場は、地下は土木工事、地上は建築工事だということ教えていただきました。中学生の時には職場体験で、高校をつくる現場を見学したことがあります。その時も建築工事だけではなく、土木工事も関わっている現場でした。今までは、建物をつくる時は建築工事だけだと思っていましたが、大きな現場になると土木も関わって協力してつくるのだということを知ることができました。
 何もない平らな土地から一ヶ月ごとに変化していく現場の写真を見させてもらい、すごく大変な作業だと思いました。この現場見学をとおして建築と土木は深く関わっていることを学ぶことができました。


建築土木科 1年

工事名:「平成28年度23号北頭高架橋上り塗装修繕工事」
 この現場で最初に思ったことは臭いがキツイ現場だということでした。しかし、説明を聞く中でキツイけれどやり甲斐のある仕事をしているということが伝わってきました。大変な環境であるにも関わらず誇りを持って仕事をしている姿を見て感動しました。
 また、スクリーンでの説明の際、職人の高齢化や自然災害によって橋・道路が劣化してしまい、日本の将来が危ないという説明を聞き、日本の将来について真剣に考えなければならないことを初めて知りました。重大で危険な仕事であるからこそ、一生懸命働く姿をみてかっこいいと思いました。
 私も自分のやりたいことに向かって技術を身につけられるように頑張りたいと思いました。

工事名:「尾張旭市西部浄化センター建設工事その10」
 スクリーンでの説明を受けて、土木専門の仕事をしている人でも建築の仕事をすることがあるのだと初めて知りました。また、生コンの流し込みの順序の説明が分かりやすくて良かったです。そして、屋上写真を使って説明する際に、同時進行で工事することを聞いて、とても大変だと思いました。施工管理者の指示が重要になり、現場では緊張感がすごくあるのではないかと思います。
 私は将来設計をしたいと思っていますが、三年生では施工管理の資格が取れるので、現場での仕事もしてみたいと思いました。
 今回の見学で自分が将来やりたいと思う仕事の選択肢が増えてとても良かったです。これからの高校生活では幅広く建設に対する知識を深め、自主的に調べたり、学んだりしていきたいと思いました。2つの現場が見られて良かったです。


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