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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:九町 武志

高校名 愛知県立一宮工業高等学校 建築・土木科 1学年 80名
授業実施日 平成29年11月9日
実施場所 一宮工業高等学校 視聴覚教室
授業実施時間 午前8時50分〜9時35分 1時間
講師名 石ア 政彦
所 属 一般社団法人 愛知県建設業協会

授業内容
テーマ:「建設業の魅力について」
資料:建設業界ガイドブック2016 ・建設業、その魅力 自作プリント2種類
建設業について他の産業には見られない大きな特徴について例を挙げながらの説明。
建設業に従事してきて、自分が施工に関わった現場の近くを通ると当時のことを思い出したり、誇りに思うことがあると体験を交えてお話があった。ものづくり(建設)の大きな魅力であると紹介された。
建設工事に関わりのある職種の紹介を資料を見ながら説明。
1 注文生産であること
2 個別生産であること
3 移動生産であること
4 屋外生産であること
5 建設業の規模
6 建設投資額
7 新市場の開拓


出前授業 生徒感想

建築・土木科 1年

 今回、建設業協会の石アさんから建築業と土木業についてのお話を聞きました。現場のことやいろいろな職についての話だったのでとてもためになることばかりでした。資料を見ていろいろな職があったり、土木や建築業にもいろいろな職種があるので自分に合った職に就けるように資料やインターネットを見てみようと思いました。実際にあった話だったので役に立つ話ばかりでした。自分は建築科と土木科のどちらに進級しようかまだ少し迷っているので、今日聞いた話も参考にして、選科しようと思いました。このような出前授業はとても役に立つので今後もやってほしいです。


建築・土木科 1年

 世界最古の職種が建設業で、古墳時代から続いている会社があると聞いて驚きました。建設業と言ってもいろいろな職種が有り、たくさんの人が一つの現場に携わっていてすごいと思いました。建設業の「3K」が「きつい」「汚い」「危険」であり、それも事実であるとともに、「感動」「感謝」「貢献」であると知り、かっこいいと思いました。地図に残るというのも。誇りに思えていいなと思いました。自分の父は水中土木の仕事をしていて、橋を架けたりしているという仕事の話を聞いてかっこいいと思い、自分も土木の仕事に就きたいと思っています。今回の話を聞いてやっぱり土木科に進みたいと改めて思いました。


建築・土木科 1年

 今回は、建設の仕事の魅力などのことを聞きました。石アさんの体験の話なども聞いて、建設業の魅力がすごく伝わりました。自分が興味を持ったのは、「技術者としての覚悟」です。自分の父も、建設の仕事をしていてたまに手伝ったりして楽しかったから、自分も建設の道に進むことに決めました。自分も覚悟を持って、父に早く認められるようになりたいと思いました。それと、初めの方に話していた、建設業の魅力についての「チームワーク」や「達成感」「やりがい」「誇り」などの言葉が印象に残りました。この言葉を忘れず、建設のことを学びたいです。


建築・土木科 1年

 石アさんのお話の中で一番印象に残ったのは、「完成させた構造物や施設を安全に安心して頂き、喜んでもらうことは、建設業で働いている人でしか味わうことのできない感動がある」というところです。この言葉を読んで、早く私もその感動を味わいたいなと強く思いました。また、建設業の3Kのお話を聞いたとき、現場見学を思い出しました。確かに、きつそうだし、危ないなと思いましたが、あまり汚いとは感じませんでした。現場見学に行った際、現場の方が、掃除には気を使っているけれど、全員のきれいの規準が違うから中には汚いと感じる人がいる。「全員の意思統一を目指す。」とおっしゃっていたので早く3Kが変わってほしいなと思いました。


建築・土木科 1年

 建設業では、構造物を完成させるためにいろいろな職種、人がチームワーク良く一つの目標に向かって努力し、目標を達成します。その「達成感」や「やりがい」は何ものにも代えがたいです。今、東日本大震災で、津波によって多くの命が犠牲となった。海に囲まれ、地震が多発する日本では、今後も津波による被害が予測されている。人命を守るために全国で防潮堤や防波堤の整備が急ピッチで進んでいる。これを聞いて、建設業の人たちのおかげで人命がすごい救われていると思う。とてもすごいと思いました。これからは建設の授業にはさらに力を入れて頑張っていきたいと思います。


建築・土木科 1年

 今回の話を聞いて、建設業はチームワークが大切だということがわかりました。チームで一つの目標に向かい、その中でコミュニケーションが必要だということがわかりました。失敗をして、チームに迷惑を掛けないよう、今からの高校生活で一つ一つの作業を丁寧にやっていこうと思いました。本当の3K「感動」「感謝」「貢献」そしてもう一つ「希望」を聞いて、自分が社会に出たときやり遂げたいと思いました。仕事を頼んできた人にそう思ってほしいなと思いました。建設業についていろいろなことがわかり、とても役に立ちました。


建築・土木科 1年

 資料がたくさんあり、すごくわかりやすかったです。特にパンフレットは写真と紹介があって職場の雰囲気を想像できたし、関連のある免許や資格なども書いてあったので、見やすかったです。また、建設の仕事と書いてある資料に載っている話は、賞を受賞していることもあり、読みやすかったです。この資料の作文を書いている人たちは小さい頃から自分の夢が決まっていてすごいと思ったし、その夢のために学校に通ったり、職業に就いてかっこいいなと思いました。僕も高校を卒業して建築関係の仕事に就きたいと思いました。


建築・土木科 1年

 今回の出前授業では、建設業の魅力について学ぶことができました。建設業のどんな職種であっても、完成した構造物は地図に残ることや、自分が携わった仕事が人々のためになり、「誇り」をもてることに魅力を感じました。「人の命や生活を守る」という言葉が強く心に響きました。衣・食・住の「住」をつくることで、人の命や生活を守っていると考えると、建設業は素晴らしい職業だということに気づかされました。しかも、つくるだけではなく、災害が起きたときに復旧させることで人の命や生活を守ることができるということを学びました。
 建設業の特徴として、一つの会社で構造物を作るのではなく、様々な建設業の職種がチームとなってつくるため、コミュニケーションが必要だと感じました。そのために必要なのが「報・連・相」である。将来のことを考えて、少しずつ身に付けていきたいと思いました。初めて「きつい・汚い・危険」という建設業の3Kを聞きました。しかし、人の命を守るためにはそんなことを言ってられないとも思いました。それと同時に、人の命や生活を守れることは誇れることだと思いました。今後は教えていただいた、「感動・感謝・貢献」の実践を目指していきたいです。


建築・土木科 1年

 建設業の中にもたくさんの職業があることに驚きました。また、話を聞いていると、チームワークの大切さや、コミュニケーションの重要性を改めて理解することができました。なので、コミュニケーションなど、今からでも身に付けられることはしっかりと身に付けて、将来役立てられるようにしたいです。また、今回の話を参考にして、学科を選択していきたいと思うとともに、自分が将来就く仕事について決めていきたいと思いました。それに向けて勉強や資格取得が必要だと思いました。
 報告・連絡・相談「ほうれんそう」は良いコミュニケーションを取るために必要だと聞き、社会に出る前からしっかりできるようにしたいと思いました。


建築・土木科 1年

 自分はこの出前授業を通して、建設業でしか味わえないものが多くあると感じました。人のために何かをするということは、どの職業でも同じだと思うけれど、建設業は構造物を通して「人の命や生活」を守ると聞いて、とてもやりがいのある、素晴らしい職業だと思いました。また、災害時に構造物を復旧させることでも人の命や生活を守ることができる職業だということも学ぶことができました。
 建設業の特徴として、自分のつくった構造物が地図に残るという点でも、誇りに思うことができるので、自分のプラスになると思いました。いいことばかりではないということも忘れずに、将来、自分の就職先、もしくは進学先を見つけていきたいです。


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