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令和元年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:山下隆志

高校名 愛知県立猿投農林高等学校 環境デザイン科 1学年 38名
授業実施日 令和元年10月16日(水)
見学現場@ 建設技術フェア2019 in 中部
見学現場A 株式会社 近藤組
名二環富田IC北ランプ道路建設工事

実践報告:

 建設技術フェアでは、初めに「学生交流ひろば」で、話を聞きました。愛知県建設業協会様のブースでは生徒全員がお話を聞かせていただきました。また、国交省の「けんせつ小町」のブースでは女子生徒達が興味を持って聞くことができました。1階の各展示ブースでは、生徒達が積極的に話を聞きながら、回っていました。お土産を多くいただいたようです。ブースの方々も高校生向けにわかりやすく説明してくださり、生徒達から好評でした。VRを活用したブースが増え、体験することで理解度が増したと考えます。
 名二環富田IC北ランプ建設工事現場では、工事の概要説明と機材の体験の二つのグループ別に実施していただきました。工事の概要説明では、わかりやすく、クイズも交えて生徒向けに工夫して話していただけました。また機材の体験では、高圧洗浄機と高所作業車を体験しました。高圧洗浄機の水の圧力と高所作業車の高さの圧倒されていました。安全帯も装着させていただき、いい経験となりました。近藤組様には、本当に感謝いたします。
 今回の見学会で建設業について理解が深まるとともに、興味関心が増したと感じました。本当にありがとうございました。

見学風景
見学写真1 見学写真2 見学写真3
見学写真4 見学写真5 見学写真6

現場見学会 生徒感想

環境デザイン科 1年

 今回は、工事で忙しい中、私たちのために時間をとっていただきありがとうございました。とてもいい体験をさせていただくことができました。体験コースでは、実際に仕事をする高さを体験させていただきました。下からはいつも見ていますが、上から下を見る仕事時の目線を味わうことができ、高所作業するときの気持ちを体験できました。
 水を放射する体験では、水の勢いで後ろの下がってしまいそうな状態で、勢いが強くてびっくりしました。こんな体験は滅多にできないので、体験できて良かったです。
 説明コースでは、こうそくどうろがどうやって作られるのか、どんな工夫がされているのか、できた後、どんなメリットがあるのかなど知ることができて良かったです。土が水で崩れないように壁があり、工夫されていると思いました。
 高速道路のメリットで、一番感心したのは、災害時に役に立つということでした。災害時、高速道路は高いところにあるため水害を免れ、交通路の確保になるということでした。
 こうした高速道路を作る建設業の一端を知ることができ本当にいい経験になりました。将来に役立てたいです。
 本当にありがとうございました。


環境デザイン科 1年

 建設技術フェア2019 in中部と名二環富田IC北オンランプ道路建設工事現場に見学に行って心に残ったこと、感想を紹介します。
 最初に建設技術フェアについてです。私が一番すごいと思ったのは、「けんせつ小町」についてです。女性技術者がもっと現場で働きやすい、過ごしやすい環境をつくるために話し合っているそうです。そして、女性用の休憩スペース、トイレ等の設置を働きかけているそうです。また、既婚女性や育児中の女性でも働く希望を持っている人が働けるよう活動されているそうです。すごいと思いました。
 次に名二環の現場についてです。はじめに工事の概要説明を聞きました。途中にクイズが挟まれていて、内容を一つ一つ復習できたことがよかったです。そして、体験実習では、高所作業車に乗ってどれくらいの高さで作業するのか、その上でどんなふうに仕事するのか、を知ることができました。とてもいい経験になりました。
 最後のこの現場見学会を終えて思ったことは、建設業の中でもいろいろ仕事があって、女性の方もたくさん働いていることがわかって、とても良かったです。これからのコース選択、進路選択に活かしていきたいと思いました。
 今回は、本当にありがとうございました。


環境デザイン科 1年

 私が、実際に工事をしている現場を見て思ったことは、たくさんの人々が私たちに生活を支えてくれている、ということでした。
 今回は、高速道路の工事現場を見学しました。高速道路を作っているところを見るのは初めてでした。ですから、現場を訪れた時は、その規模の大きさと材料の多さに驚きました。
 それに多くの作業員の方々が働いていて、その姿が「かっこ良かった」です。
 今回たくさんのことを知ることができました。高速道路を作るにあたって、一人一人が持っている技術や知識を利用して安全で、頑丈にしている。作業するにあたって、作業員の安全を確保するために、監視役を置いている。計画的に工事を進め、材料の質を考慮し、3Dアニメーションを利用して、4Dの世界をつくり、活用している。今回の話を聞いて、日常の生活にも生かしていけることがたくさんあると思いました。
 現場見学会、私はとてもいい1日だったと思います。作業員の皆さん、忙しいにもかかわらず、私たちを受け入れてくださって、本当にありがとうございました。
 愛知県建設業協会の方々にもお世話になりました。本当にありがとうございました。


環境デザイン科 1年

 建設技術フェアの学生交流ひろばで、企業の方に言われた言葉がとても印象に残っています。仕事にはやりがいと目標が必要で、それがなかったら実感は味わえないし、仕事も簡単に辞めてしまう。だから今のうちに大事だけど、きちんとべんきょうして自分がどうあるべきか考えることが大事だよ、と教えていただきました。今のうちから、進路について考えておき、3年生になったときに苦労や後悔をしないようにしたいと思いました。僕たちが勉強している測量や土木施工はとても幅広く覚えることが多いです。1年生のうちからしっかり勉強しておきたいです。
 名二環富田IC北オンランプ道路建設工事では、普段では体験できないことを体験し、この高速道路ができることによって、どのような利点があるかわかり、高速道路に関する知識を広げることができてよかったです。実際に高所作業車に乗り、地上からとても高いところまでいき、普段現場の方たちがどれくらいの高さで仕事されているのかがわかりました。とても危険で命に関わる仕事をしてくださっていることに感謝の気持ちがわきました。
 まだ、進路について具体的に決めていませんが、これを機会に自分がどのような仕事に興味があるのかを知り、調べ、自分に合う職場を見つけるようにしたいです。
 ありがとうございました。


環境デザイン科 1年

 高速道路の建設現場で最初に思ったことは、大きい材料や大きい自動車がたくさんあるということです。ですから、注意を促すポスターや安全を呼びかける看板がところどころにありました。ヘルメット着用を呼びかけている人もいました。働いている人や見学に訪れた人などが安全に過ごせる工夫がたくさんされていました。やはり安全第一だとおもいました。現場内を案内してくださった方が「ここあるいてね」とか「この辺で見てね」などと私たちの安全に配慮してくださいました。
 体験では、最初高圧洗浄機を体験しました。太くて大きいホースでコーンを倒すことに挑戦しました。スイッチを押して水が出るとき、勢いがすごくて体が持っていかれそうでした。次に、高所作業車を体験しました。機械に7人ずつ乗せていただき橋脚の高さまで上がりました。とても高くて、落下防止の安全帯をつけることが、義務付けされていました。
 その後は、事務所内で講義を聞きました。途中クイズがあり、正解したら、景品がもらえるというものでした。
 建設技術フェアでは、たくさんの会社や団体が出展していました。私たちもたくさんの科会社を回り、たくさんのことを学び、たくさんのお土産をもらいました。パンフレットなどは、後でじっくり読みたいと思います。
 今までに経験したことのない一日でとても楽しかったです。ありがとうございました。


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