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建設系高校出前授業実践報告

担当教師名:山口 貴士

高校名 愛知県立半田工業高等学校 建築土木科 1学年 80名
授業実施日 令和2年1月23日
実施場所 視聴覚教室
授業実施時間 9時10分〜10時00分 1時間
講師名 山田 純也
所属 山一建設株式会社

授業内容:

 稲沢市の山一建設株式会社 代表取締役 山田純也様より建築土木科1年生80名に講話をしていただきました。題目は「建設業のイマとミライ」(仕事について本気出して考えてみよう)についてということで山田様の経験豊富な内容と資料を交えてとても分かりやすく話をしていただきました。生徒は真剣に興味を持ちながら話を聴いていました。
 イマとミライの建設業の状況を他業種や具体例をあげながら説明をしていただきました。
 建設業のタイプとして @ゼネコン A地域元請 B専門業者。
 建設業と他の業界との違い @受注生産 A個別生産 B現地生産。
 建設業の特徴として @安定している A地元で働ける B完成品が残る等です。
 プロジェクターで数値データ、グラフ、写真等を解説していただき、それぞれのポイントを分かりやすく説明していただきました。
 今回、愛知県建設業協会を通じて山田純也様を講師として紹介していただき誠にありがとうございました。また、たいへんお忙しい中を事前にプレゼンテーションの準備や打ち合わせのために足をお運びいただき、ありがとうございました。生徒にとってはとても多くのことを学んび、充実した良い時間であったかと思います。将来、生徒が今回の内容を役立てて社会に貢献できるようになってもらえたらと思います。また私たち教員も、その援助をしていきたいと思っております。ご尽力いただきました方々に感謝を申し上げます。ありがとうございました。

授業風景
写真1 写真2

出前授業 生徒感想文

建築土木科 1年

 今回の講義で、建設会社にゼネコン、地域元請、専門業者の3つの種類があることを知りました。僕は将来、大工になりたいと思っています。地域元請業者を中心とした大工に関する専門業者として働けたらと思っています。
 一つ目は、建築と土木の違いとして、建築は民間の方からの仕事の依頼が多く、土木は政府からの依頼が多いことを知りました。僕は大工になりたいと思っているので民間からの仕事の依頼が多い建築に興味を持ちました。
 二つ目に2025年問題について教えて頂きました。人口が少子高齢化で2015年に比べ390万人ほど減ることや、高齢者が3人に1人になってしまうことを知り、将来、税金を払う成人が少なくなってしまい、これからの日本の経済が厳しい状況になってしまうのではないかと心配になりました。この講義で僕は今まで育ってきた地域に感謝を込めて働きたいと思いました。
 この講義を聞いて、より建築関係の仕事に興味を持ちました。


建築土木科 1年

 私は今回の授業で4つのことについて学ぶことができました。
 第一に「仕事内容について」です。これまでは土木業専門の方、建築業専門の方のお話でしたが、山一建設蒲lはその両方からの立場でのお話を聞くことができ、今後の進路選択においてためになりました。
 第二に「選択の自由」です。僕は工業高校に行ったら工業関係の仕事に就かなければいけないと思っていました。しかしそれは必ずしもそうではないと感じました。今後自分の将来にかかわることなので自分で決める必要があると思います。
 第三に「IT化」についてです。今の時代はなんでもパソコンで済ませることが多く、またパソコン操作において速さと正確さの両方が求められています。今、授業の中でパソコンを習う機会が多いのもこれに関係していると思います。近い将来、社会に出て仕事でパソコンを使うときに困らないように今のうちからなるべく多くの知識、経験を積んでいきたいです。
 今回の授業を通して一番学ぶことができたのは「どんなときも努力をする大切さ」です。学校生活だけでなく、将来就職や進学などの新しい環境に溶け込むには努力をすることがとても必要だと感じました。
 今後、自分の進路について悩むこともあると思います。そんな時には今回のお話を思い出し、参考にさせていただきたいと思います。
 この度はお忙しい中、出前授業をしていただきありがとうございました。


建築土木科 1年

 今回の山一建設且R田純也さんの出前授業を聞いて、建設会社にも様々な種類があることを学びました。山一建設さんは建設会社の中でも地域元請と専門業者の2つの事業を行っていて、工事の幅が広く、転勤・遠方がなくオールラウンダーで、舗装もできることから、お金を稼ぐには色々な工夫を重ねなくてはならないのだなと思いました。またIT化することで作業効率が良くなり、人手が少ない会社でもたくさんの仕事を受け持つことができるので、建設会社はより良い未来になるために進化を続けているのだなと思いました。


建築土木科 1年

 今回、学んだことは2つあります。第一に建設会社には種類があることを知りました。ゼネコンや地域元請、そして専門業者で全く意味が違うことを知りませんでした。ゼネコンなどの言葉は、生活の中で時々、耳にしますが、全て意味は一緒かと思っていました。今回、正式な意味を理解することができて良かったです。
 第二に建設業の特徴について。建設の仕事は、将来にかけて、ほぼ無くなる事はなく、地元で働くことができ、また完成品が残るというのがすごく建設業の良い点であると感じることができました。
 また世界最古の建設会社が日本の企業というのは凄いと思いました。これだけ長く続けることができるというのは、たくさん日本社会に需要があるということなのでこれを機に建築の進路を考えていきたいと思います。


建築土木科 1年

 山一建設株式会社の山田純也さんのお話を聞いて建設業について知ることができました。
 建設業は日本の就業者数の約7〜8%を占めていると聞いて日本は建設業の就業者数が多いことに驚きました。
 建設会社でも3つの種類があり、ゼネコン・地域元請・専門業者とそれぞれタイプが違い仕事の幅が広いなと感じました。
 建設業の特徴として、地図に残るという点では他の職にはない魅力を感じました。
 今回の授業を聞いて自分の職業選択の幅が広がり、とても勉強になりました。


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