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令和2年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:山下隆志

高校名 愛知県立猿投農林高等学校 環境デザイン科 1学年 40名
授業実施日 令和2年10月15日(木)
見学現場@ 建設技術フェア
見学現場A (株)近藤組
用地造成事業刈谷依佐美地区整地工事

実践報告:

 建設技術フェアでは、初めに「学生交流ひろば」で、話を聞きました。各ブースに分かれ、各団体の丁寧で熱のあるお話に、生徒達も感激していました。建設の専門的な知識の乏しい生徒達に、わかりやすく説明していただきありがとうございました。1階の各展示ブースでは、生徒達が積極的に話を聞きながら、回っていました。新型コロナの影響で、昨年増えたVRを活用した体験ブースは少なくなっていましたが、わかりやすい説明で、生徒達から好評でした。建設関係にあのような多種多彩の会社が関わっていることに驚いていました。
 刈谷依佐美地区整地工事現場では、工事の概要説明、重機の体験、高所作業車とドローンの体験の三つのグループ別に実施していただきました。工事の概要説明では、クイズ、プレゼントを交えて、わかりやすく説明していただきました。重機の体験では、振動ローラ、ブルドーザ、バックホーの三機種を体験し、それぞれ運転席につきレバー等の説明を受けました。振動ローラでは、その振動を体感し、貴重な経験させていただきました。高所作業車では、地上15m高さを、ドローンではカメラ操作を体験しました。近藤・角文・関特定建設工事共同企業体の皆様には、本当に感謝いたします。
 今回の見学会で建設業について理解が深まるとともに、興味関心が増したと感じました。本当にありがとうございました。

見学風景
見学写真1 見学写真2 見学写真3
見学写真4 見学写真5 見学写真6

現場見学会 生徒感想

環境デザイン科 1年

 午前の建設技術フェアで、日本橋梁建設協会という鉄の橋を造る協会とプレストレストコンクリート建設業協会というコンクリートの橋を造る協会の体験をとおして、どちらも橋梁をつくっているという点では同じですが、原材料の違いから構成されるものの形、耐久性などに違いがあって面白いと思いました。いろいろなブースを見て回り、今まで見たことも聞いたこともなかった物や言葉に触れ、将来の新たな選択肢として今回の体験を通して考えられるようになりました。
 午後の刈谷市内造成工事現場では、実際に重機の乗ってみたり、造成工事について説明を聞いたりして、今まで造成工事について全く知りませんでしたが、工場や住宅などを建てるためにとても長い時間をかけて作業していることがわかり、思っていたよりも大変そうだなと感じました。3種類の重機に乗ったときにブルドーザの方が「18歳の僕でも始めて半年でのりこなせているから、女の子でも十分働けるよ!」と言っていたので、自分で運転できるようになったらカッコイイだろうなと興味が湧いてきました。
 午前と午後の活動を通してやっぱり建設業はまだ女性が少ないと感じました。私は建設業で働く女性をとてもカッコイイと思うので新たに自分の将来の選択肢として捉えていこうと思いました。


環境デザイン科 1年

 建設技術フェアで思ったことは、建設の仕事はたくさんあるんだなあと思いました。僕が知っている仕事以外にもたくさんの仕事があり、いくつか説明を聞きました。
 一番印象に残っているブースは、日本橋梁建設協会で、鋼製の橋を建設する会社の団体でした。仕事の内容やどうやって作業を行なうのか詳しく教えてくれて、将来、このような会社で働いてみたいと思いました。ですが、まだ将来の夢は明確には決まっていないので、今回の建設技術フェアを参考にして残り2年間の中で自分の将来の夢を見つけていきたいと思います。
 刈谷市内造成工事現場では、とても広い場所で工事をしていてびっくりしました。そして、普段では絶対に乗らないバックホーやブルドーザ、ロードローラに乗せてもらいました。大まかな操作方法を教えてもらいました。建設機械の中は、見て目よりも狭く何度か頭をぶつけてしまいました。他には、高所作業車に乗ったり、ドローンのカメラの操作をしたりしました。高所作業車は、とても高い所まで上がり、貴重な体験をしました。15m、5階建てのビルの高さだそうです。ドローンは、二人で一つのドローンを操作していました。一人は、ドローンの操縦、一人はカメラの操作です。カメラ操作をやらせて頂きました。とても面白かったです。
 今回の現場見学会を通して感じたことは、今こうして当たり前に暮らしているのは、建設業の仕事をしている人がいるからこそだと思います。勉強する場所、食事する場所もすべての生活の場所も建設業の方々に作ってもらっています。人々の快適で安全な生活を支えてくださっていることを知りました。ありがとうございました。


環境デザイン科 1年

 今回の現場見学会では、面白いことをたくさん学びました。
 午前中は、建設技術フェアで各ブースを回って、橋を専門にやっている会社や、ドローンを専門にやっている会社など様々な会社がありました。ぼくは、建設会社はほとんどの仕事に対応していると思っていましたが、それぞれ専門にやっていることを知りました。また、スタジアムなどの芝生の下にパイプを通し、そこに冷水や温水を流すことにより、芝生をきれいにするという会社もありました。建設関係の会社は、たくさん種類があることを知りました。
 午後から刈谷市に現場見学に行きました。そこで高所作業車という高いところで作業をする車に乗りました。高さ15m、ビル5階分まで上がるので、一番高いところでは、とても怖かったです。重機にも載りました。振動ローラとブルドーザとバックホーでした。運転席は意外とすっきりしていて、運転は思ったより簡単そうだなと思いました。けど、作業には熟練の技が必要なんだろうと思いました。
 今回の現場見学では、将来やってみたいということが増えたので良い経験になりました。
 ありがとうございました。


環境デザイン科 1年

 自分の知らないことをたくさん学べる機会となりました。また、自分が知らないことがまだたくさんあることも同時に実感しました。私は今までで一度も、イベントや現場などを近くで見たことがなかったので、驚きが多くありました。日常生活で使っている建造物が何でできているのか、どうやってできているのか、どんな人たちがつくっているのか、様々な情報が現場に溢れていて面白かったです。建設技術フェアでは、それぞれの会社の方々が丁寧に仕事について説明してくださいました。一人一人が自分の仕事に誇りをもっていて、その熱量が伝わる説明を聞いていると、とても素敵な職業なんだと感じることができました。そしてどの会社の方々もわたしたちの生活を考え、日々工夫をしていました。建造物を長く保つためにはどうしたらよいのか、安全にそして速く作業を行なうにはどうしたらよいのか。その対策や工夫は驚くものばかりで、本当に凄いなと感動しました。特に凄いなと驚いたのは、プレストレストコンクリートという建材です。普通の鉄筋コンクリートでは、大きな物が載るとひび割れてしまいます。そこでひび割れを無くそうとできたのが、プレストレストコンクリートです。コンクリートを形成する時に力を与えておくことにより、大きな物が載ってもひび割れず元に戻るのです。私はそれを聞いたとき、そんな物があることも、発想も全てに驚きました。私たちの身の回りの建造物にも使われていることを知り、今私たちが生活できているのは、こういう人達の努力があってこそなんだと思いました。自分の知らなかった建設業の世界を知ることができ、とても楽しかったです。これからは、あまり見ていなかった建造物の構造や建材に興味を持ち、見てみようと思いました。


環境デザイン科 1年

 午前中の建設技術フェアでは、四つの団体・企業のブースで話を聞くことができました。それぞれにいろいろこだわりがあることを知りました。仕事っていうものは奥が深いと思いました。また、学校で習ったことが話に出てきたり、自分がいつも通っている橋の話が出てきたりと、親近感が湧くこともありました。いろいろ話が聞けてよかったです。
 午後は、実際に工事現場に行き、重機の説明やドローンの体験、工事の説明などをして頂きました。重機の説明では、ロードローラー、ブルドーザー、バックホーの運転席に座って、現場の方に操作方法を教えて頂きました。すごく感動しました。いつも遠くから見ているだけですが、実際に乗って、運転席に座ってみると、そこにいるだけで緊張しました。ロードローラーでは、ローラーの下に鉄板が敷いてあり、そこに立ち、振動を直に体験することができました。振動で足がガクガクしてとても楽しかったです。この振動で土を締め固めていくのだと実感しました。工事の説明では、スクリーンを使ってわかりやすく説明して頂きました。やがてこの現場は、自動車関連の会社の工場になるそうです。そのために西尾市の山から土を運んで盛土し、きれいに平坦な土地に作り換えているそうです。また、高所作業車に乗り、地上15mの高さまで上がりました。怖かったけど良い経験でした。ドローンをその高さまで飛ばし、写真を撮ってもらいました。
 この現場見学会で新しいことをたくさん知りました。自分の将来に生かしていきたいです。ありがとうございました。


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