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令和5年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:冨山 正士

高校名 愛知県立愛西工科高等学校 建築デザイン科 2学年 17名
授業実施日 令和5年10月11日(水)
見学現場@ 名工建設株式会社
名古屋新場外馬券販売所建築工事
見学現場A 徳倉建設株式会社
日進市赤池箕田ノ手4街区計画新築工事

実践報告:

 名古屋新場外馬券販売所建築工事では、鉄骨工事と防水工事を見学することができました。
 現場では、工事の概要について丁寧に説明していただき、その後、現場を見学させて頂きました。
 現場では、建て方が終わった状況で鉄骨構造について学ぶことができました。また、屋上にあがり、防水工事の様子を見学させていただきました。建物の規模や異なる種類の建物の見学ができ、生徒にとって貴重な経験となりました。
 午後の現場では、はじめ、建物の概要、工程や安全面に関する説明を受けました。その後、マンションの建設現場を移動し、住宅で使われている設備工事の様子を見学させていただきました。
 その都度、質疑に応じていただき、生徒も興味をもって聞くことができました。  2件の見学を通して担当者が親切・丁寧に対応していただいたことが、生徒が建設現場(建設業)に対して良い印象をもつことができました。

見学風景
見学写真1 見学写真2
見学写真3 見学写真4
見学写真5 見学写真6

現場見学会 生徒感想

建築デザイン科 2年

 計画的に作業をしており、職人さんの仕事がしやすい環境が整えられていた。例えば、安全管理のためKY活動や整理整頓が行われており、リスクの軽減がされていた。次に来る業者さんの確認をして段取りよくすることが大切である事やお客さんに満足してもらえるよう努めて仕事を進めている事を学ぶ事ができました。
 今回の現場見学会で学んだ事は、現場は足場や機械が多く、安全を常に気に掛ける必要性があることが分かりました。マンションを手掛ける際、壁を立てる前に配線を繋げば業者の方が作業がしやすく効率化を図る事が出来る事、グラスウールには断熱だけでなく耐熱、消音などがあり、ボード状や吹込みタイプの種類がある事など教えて頂きました。
 2つの現場を見学させていただきました。現場見学そのものがはじめての経験でしたので、いろいろな事を学ぶ事ができ、貴重な経験をさせていただき、感謝しています。


建築デザイン科 2年

 普段学校で行っているKY活動を建設現場でも行っており、KY活動を通して安全に作業をする事の大切さを改めて実感する事ができました。また、職人さんの方々も丁寧に作業をされていて、自分もあのような仕事が出来るようになりたいと思いました。どちらの工事も規模が大きい現場でしたので、迫力がありました。とても楽しい気持ちで見学する事ができました。
 今回の見学会で学んだ事は、どこの現場でもKY活動を行っており、安全を配慮している事です。実際に現場を見て、間近で職人さんが作業している姿や建物の構造を観察することが出来、刺激を受けました。学校の授業だけでは、イメージしにくい所も鮮明に見る事が出来ました。どちらの現場も多くの事を学ぶ事ができ、楽しかったです。


建築デザイン科 2年

 普段学校の授業では学べない事をたくさん学ばせていただきました。自分が思っていた以上に安全に作業する事が大切である事とKY活動を通して安全に作業する事の大切さを学ぶ事が出来ました。現場にはたくさんの職人さんがいて、一人一人の職人さんが丁寧に作業をしている姿を見る事ができ、とても良い経験ができたと思います。
 今回の見学会で学んだ事は、今まだ見たことのない機械が多い事です。また、足場の階段部分には青いシートで分かりやすくなっていて、常に安全を気にかける必要がある事が分かりました。マンションの現場では普段見る事が出来ない設備の様子を見る事が出来ました。また、業者の方が作業しやすいようにライトなどがあり効率のいい作業ができるようになっていました。どちらの現場も規模がおおきく、わくわくした気持ちで見学をすることができた。有り難うございます。


建築デザイン科 2年

 建設現場見学を通して感じた事は、私たちが実習の時に行っている危険予知活動を実際に現場でも行っている事が分かりました。現場によって、危険予知活動の内容が異なる事も分かりました。そして現場でも朝礼を行っている事を知りました。学校だけの行事だと思っていたので驚きました。
 今回の見学で学んだ事は、「安全第一」で作業を行っている事です。現場で作業する人が安心して安全に作業できる様に、危険予知活動や現場や道具の点検、作業上の身だしなみについても厳しく確認している事を実感しました。自分自身の気のゆるみや油断で大きな事故につながる事も話の中から学ぶ事ができました。
 建設現場を見学する事は、めったにできない事ですのです。今回、貴重な体験をする事ができ良かったと感じます。


建築デザイン科 2年

 見学させていただいた現場はいずれも大規模な現場で驚きました。現場の説明で、工事がはじまる前から準備している事やどういった手順で工事を進めているか知る事ができました。現場監督は、社員や職人さんに教育したり、現場を巡視して報告をしる事が仕事であることも知りました。マンション建設の現場は完成するのに29か月程かかるそうです。夏場は暑い中での作業となり、大変だと思いました。現場では色々な職種の仕事を行われている事が分かりました。
 マンション建設の現場で学んだ事は、ユニットバスの設置についてです。先に取り付けておく事など当たり前の事ですが、全く知らない事でしたので新鮮でした。また、規模が大きい現場より高さのある現場の方が工期が長い事も知る事も教えて頂きまし。見学中、暑さや、室内は塗料の臭いなど臭いと思いました。しかし、建物をつくる事は楽しそうで、現場も整理整頓がなされていて働きやすい環境が整えられている事が分かりました。
 今回の現場見学では、いろいろな事を学ぶ事ができました。はじめての見る事ばかりでしたので、全ての事が学びに繋がったと感じています。そして、現場の規模、スケールの大きさにも驚きました。こういったものを実際に作っている様子を見る事ができて、いい経験ができたと思います。

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