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令和5年度 建設系高校現場見学会

※アンケート結果は、「こちら」をご覧ください。

担当教師名:鈴木 靖治

高校名 愛知県立稲沢緑風館高等学校 農業土木科 2学年 16名
授業実施日 令和5年12月8日(金)
見学現場@ 鈴中・中村土木建設JV
東海市天宝ポンプ場建設工事その7
見学現場A 株式会社加藤建設
令和5年度東海環状養老海津地区南地盤改良工事

実践報告:

東海市天宝ポンプ場建設工事その7
@会社概要説明
Aドローンでの現場空中撮影の実演
B支保工のアンカーボルト施工現場見学

令和5年度東海環状養老海津地区南地盤改良工事
@会社概要説明
Aバーチカルドレーン工法の説明及び見学
B自動追尾型光波による測量の実践

見学風景
見学写真1 見学写真2
見学写真3 見学写真4

現場見学会 生徒感想

農業土木科 2年

 私は、今回の現場見学会で、大きな学びと驚きがありました。
 初めに、天宝ポンプ場に行きました。ドロ―ンを使い現場の撮影をすると聞いて、ドローンが上空120メートル近くまで飛べると聞いて驚きました。他にも見たことがないとても大きな機械が多くありました。天宝ポンプ場は深いところに掘ってありさらにそれを、たった10人ぐらいの人で工事をしていてすごいと思いました。
 次に、加藤建設さんのところに行き、地中の水を抜くという作業をしていて、それに使うバーチカルドレーンやドレーン材を見せていただきました。バーチカルドレーンの施工機械は高価で2億円近くすると聞いて驚きました。また、ドレーン材は触らせていただいて、ザラザラしておりダンボールのような断面だった。
 私は今回学んだ事を今後に生かしていきたいと思いました。


農業土木科 2年

 今回、現場見学をさせていただき貴重な説明や工事中の実際に行っている作業を目にして衝撃を受けました。最初にお伺いした「鈴中工業株式会社」と「株式会社中村土木建設」の方々には会社が行う工事、実際に施工した説明や雨水ポンプ場を見させていただきました。実際の深さや大きさを見学し、ドローンでの上空からの全体像を撮影しました。最後にお伺いした「株式会社加藤建設」では水を吸った地盤を通常の地盤に戻すためバーチカルドレーン工法を行った作業を見学させていただきました。個人的に機械の動作がゆっくりだなと感じ、かなりの時間を費やすのではと思いました。その後では従来の光波での測量を一人でも行える「自動追尾型光波」というものを体験させていただきました。今回、現場見学をして全体的に感じたことは土木建設は近年では3次元化して便利なものになったとともに機械を扱える技術も必要になったと思いました。


農業土木科 2年

 1つ目の現場は、東海市の雨水ポンプ場の増幅工事。「鈴中工業株式会社」と「株式会社中村土木建設」の協同工事でした。始めは、設計図や写真で工事内容を教えてもらいましたが、最後に現場を3Dで表したものを見せていただきました。土木は見えない工事をしている事が多いので、3Dのような地中の全体が見えるものはとても分かりやすかったです。現場に中村土木建設所属の女性社員の方に話を伺えました。中村土木建設の女性社員は30人ほどでその内、土木作業者は2人しかいないとのことでした。そして1人は、今年に二級土木施工管理技士を取得したそうです。資格が取れると、女性の活躍する場が増えると思うので、私も二級土木施工管理技士の勉強を頑張ろうと思います。
 2つ目の現場の「株式会社加藤建設」では、何mとあるバーチカルドレーンを使い地中の水を抜いていました。そこでは、省人化を主に取り組んでいました。実際に見せてもらい私達も1つ体験させてもらいました。それは、自動追尾型光波による測量です。今までは2人以上必要だった測量も、光波をすえつけるとタブレットとプリズムがあれば1人で出来るとのことです。私も体験させてもらいましたが、タブレットに進む方角や距離が表れたためとても分かりやすかったです。私も現場で使っている機械を使えるようになるために、学校で基礎の勉強を出来るよう頑張ります。


農業土木科 2年

 私は今回の現場見学会を通して、将来土木関係の職場に就くために必要なことを学ぶことができました。1つ目の現場の天宝ポンプ場の工事では、経済的なことから教科書で学んだアンカー工を実際に見ることができて、2つ目の現場の地盤改良工事では、教科書で学んだ、バーチカルドレーン工を実際に見学し、ドレーン材を触るといった貴重な体験ができました。今回のことを生かして、土木関係の仕事に就くために、勉強や資格取得への励みとなりました。また、今後の学習に活かしたいと思いました。また、施工関連だけでなく、自動追尾型光波による測量も体験できたため、より時代を感じることができました。最後に、今後土木関連の仕事に就くために、これから勉強や資格取得などを頑張ろうと思います。


農業土木科 2年

 1つ目の現場の鈴中工業に行ったとき初めてポンプ場の現場をみて、自分が想像していたよりも大きくて掘削の深さに驚きました。また、業務スケジュールやキャリアアップなど自分の知りたかったことや、ポンプ場を上空から撮影するときに使われるドローンが、最大120mまで上昇できることに、とても驚き印象に残りました。
 2つ目の現場の加藤建設では、まず現場で行われた説明を受けたときに、ピンとこないこともありましたが、理解しやすい話で説明していただけました。また、自動追尾型光波による測量を体験させていただき、一人で測量ができることに感動しました。初めて見る施工機械や見慣れた施工機械もあり、このような現場で使われていると理解できました。
 今回の現場見学で学んだことや体験したことを活かし、これからも農業土木について学んでいきたいと思います。


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