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愛知県立尾西高等学校の2年生の皆さんと協働で
愛知県建設業協会の会員が防災活動の一環として
「土のうつくり授業」を行いました

(一社)愛知県建設業協会

 「建設業だからできること」を合言葉に平成24年度から実施している愛知県建設業協会の土のうつくり運動を平成29年11月16日(木)午後2時から愛知県立尾西高等学校のグラウンドで同校の勤労体験学習の一環として開催しました。
 授業当日は、あいにくの小雨模様、西風も強く、気温も10℃ぐらいで大変肌寒い日となりましたが、同校の2年生約155人の生徒の皆さんが元気よく参加し、当協会災害対策委員会と協働で実施することができました。
 授業は、この機会に災害への関心を持ってもらうため、最初に体育館で「災害に強い地域づくり」と題して、愛知県建設部建設企画課職員による出前講座が開かれました。
 その後、生徒たちはグランドに移動し、土のうつくりを体験しました。ほとんどの生徒が初めてという土のうつくり作業でしたが、協会災害対策委員からつくり方の説明の後、生徒の皆さんによる土のうつくりが始まりました。
 寒いグランドでの作業のため、生徒たちは、最初は戸惑ってなかなか思うように進まなかったのですが、土のうつくりも佳境に入ると、夢中になって、愛知県建設業協会会員の指導の下、用意した500袋の土のうを使い切ってしまいました。急遽、100袋を追加し、全部で当初の予定を超え、約600袋の土のうを製作しました。
 生徒たちは、協会から配られた軍手とブルーのタオルを手にして、作った土のうを会員の指導を受けながら整然と保管場所に積み上げることができました。
 土のうは、非常時の備蓄資材として、近隣の住民の方の災害時にも使用してもらえるように積み上げられました。
 また、当日、製作、運搬に使用したスコップやリヤカー等の道具等は、当協会から災害用に学校へ寄贈いたしました。

・土のうつくり資機材の提供 地元協力会員 (株)渡邊組(一宮市)
・当日、参加した愛知県建設業協会災害対策委員会会員10社
 徳倉建設(株)、鈴中工業(株)、(株)山田組、小原建設(株)、(株)加藤建設、
 (株)近藤組、中部土木(株)、藤城建設(株)、名工建設(株)、矢作建設工業(株)


活動の様子を写した動画は、「こちら」からご覧頂けます。


土のうつくり授業の様子


三浦校長先生のご挨拶

愛知県建設業協会大西専務理事の挨拶
愛知県建設部野村主査による出前講座
ダンプトラックによる土のう砂の搬入
土のうのつくり方の説明
土のう授業の模様
みんなで協働で土のうつくり
みんなで楽しく土のうつくり
土のうは重い?軽い?
二輪車で土のうを運びました
リヤカーで土のうを運びました
自作の簡易担架を使って土のうを運んでいます
土のうを積み上げます
積み上がっていく土のう

授業後の講評 三浦校長先生

授業後の講評 杉山委員長

生徒さんからのお礼の挨拶

積みあがった土のうを保管しました